北海道へ来たからには当然鉄撮影も行った。
鉄活動の巻
観光は「観光の巻」で…
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北斗星の終着駅札幌からカミさんが予約した登別の温泉までは車で2時間の距離である。
普通なら却下したいような遠距離であるが、架線が無い室蘭本線、長万部ー東室蘭間での撮影地に近いとなれば、俄然OKである。
撮影地の条件
登別から現実的な時間で往復でき、かつ、朝食の9時までに戻ってこられること。
日の出の時間は若干関東より早いが、7時前付近に通過する場所が撮影ポイントの候補となる。
カシオペアの運転日はカシオペアとトワイライトエクスプレスがほとんど間をおかずに撮れるのだが、この日はトワのみの一本勝負だ。
万が一失敗した場合は、家族での朝食はブッチして、2時間後の北斗星まで粘るか?せっかくの家族旅行だし、気温が1℃の山中ではそれも厳しい。
様々な制約をクリアしてこそ達成感があるってもんだ。
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5時に起き、はるばる戻ってきたのは大岸ー豊浦のトンネル出口。
列車から見た撮影場所には鉄の細道も確認できたので、すんなりと入山場所を発見。
撮影ポイントに着くと、待っていたかのように背後から太陽が昇ってきた。
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まずは先行するJR北海道色のキハ3連で試し撮り。
思ったより暗くAFの食いつきも良くない、この結果テレコンを外しアングルを変えることにした。
荷物の制約から三脚を持ってこなかったのは不安ではあるが、いったん三脚を置いてしまうと柔軟に対応できない面もあるので、初めての撮影地では手持ちも良しとする。
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線路にも日の光が当たりはじめた。
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しばらくすると日も完全に昇り、トンネルからトワイライトエクスプレスが顔を出した。さぁ緊張の一瞬。
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傾かないか、後ろの電柱は邪魔じゃないか、お尻は切れないか、など三脚が無い不安いっぱいだったが、完璧に想定したイメージ通りに捕らえることができた。
撮影対象列車良し、背景良し、日光良し、アングル良し、全て良し、ここまで揃ったのは初めてかもしれない。運に左右される日光の大事さを改めて認識した。正直アングルも手持ちで運まかせだった。。。
独行だとロクな写真が撮れないが、家族と出かけたときに撮影に寄ると良い絵が撮れる。
ヘンなジンクスが出来てしまったようだ。
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今回借りたのは、またアイサイト狙いでインプレッサ
スタッドレスタイヤなのもあるが、ステアリングが軽すぎて少し違和感を感じた。それ以外はまずまずであった。残念ながら好みじゃないので購入候補には入らない。
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鉄撮影の巻 完