先般固定した天窓は少し低すぎたようでイマイチ気になります。
その辺に転がってた資料を適当に見ただけで雑に決めたのがイカンかったです。
これでも良いような部品の形に影響されているような、なかなか落とし所が難しい。
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気になってから資料確認したのでは遅いんですけど、気になるので資料探します。
ビニールのスジが入ったカバーが昭和です。
モデラーの人が蒸気機関車の末期に取り集めたディテール写真集です。
目線がモデラーなので役にたつというか作りたい機関車増える恐ろしい書籍です。
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これか、
横の穴とのバランスからすると、ほんの僅かに低いかもしれない気がする。
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SUREの100Wの小手先がトンガリ過ぎて面で熱を伝えにくいのでコテ先を交換します。
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上から押し当てた、ボコっと外します。
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0.2mmくらい上に固定
ピンの位置も外して変更(言うのは簡単でも大変)
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天窓のスライド機構、蓋が0.3mmくらいのエッチングでコの字に曲げるのに難儀しました。
スライドするレールは0.3mmの真鍮線をはんだ付けせよとの指示で、これまた厚みがあって、はまらないので、リューターのダイヤモンドディスクで薄くしたり、なかなか大変な部分でした。これが作れれば後の部品はなんとかなるんじゃなか?的な試される部品でした。
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組み上がって眺める
やっぱC62の迫力ある姿、いつまでも眺めていられます。
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隣で久々にNゲージのC55を走らせます。
作成中は真鍮が萌ますが、完成品としては色が塗ってあってレイアウトを走るのが良いですね。
微細化は進みますが、思い立ったらすぐさま列車として走らせられるNゲージの魅力も捨てがたいです。
つづく
聖地巡礼 「君は かつみ模型 魚藍坂下店へ行ったことがあるか」。昭和30年代半ば小学校高学年の頃だったと思いますが、模型とラジオ 誌の広告で 米レベル社の1/25 Austin Healey 100/6 のプラモデル¥720を発見。在庫確認の電話したら まだあるとの事、翌日曜日23区ポケット地図片手に勇んで出かけました 魚藍坂下とかいう所にある かつみ模型へ。
自宅から私鉄で池袋へ出て 山手線に乗り換え 渋谷で下車。東急プラネタリウムがあった東口へ出て、何系統も集まっている広い都電乗場から 34系統 金杉橋行に乗りました。初めて来るところで車窓をキョロキョロ。恵比寿駅近くの渋谷橋 広尾近くの天現寺橋を過ぎて 15生分位で古河橋に到着下車。どうやら明治通りを渋谷川/古川に沿って下って来たようです。古河橋から1ブロック歩いて やって来ました魚藍坂下とかいうエキゾティックな名前の交差点に。
目指す かつみ模型は交差点角の一番良い場所にあって すぐ分かりました。空襲にあわなかったようで建物は戦前のまま、今ほとんど無くなってしまいましたが、下町の本屋さん と言った風情でした。目指すオースティンヒーレーはすぐに見つかり 勘定を済ませ 嬉しくて直ぐ店を出たので、店の中どんなだったか 全く覚えていません。小学校の2〜4年生にかけて 3線式Oゲージを少しかじっていたので、ちゃんと鉄道模型を見ておけば、ウンチクを傾けられたのに。冒頭の偉そうなタイトル 完全に羊頭狗肉でした。なお60年ぶりの「魚藍坂とその先の伊皿子坂 探訪」は項を改めてお送りするつもり。
上記コメント匿名で送ってしまいました。red capです。全く
羊頭狗肉そのものですね。
60数年ぶりに魚藍坂下 交差点にやって来ました。北西の角にあった かつみ模型店 は跡形もなく、スーパーの駐輪場あたりかな とも思えますが、ハッキリしません。東西に走る桜田通りが拡幅になったらしく、道に埋もれてしまったのかもしれません。
さて気を取直して交差点から南方向を見上げると、やや急な上り坂があります。この坂が魚藍坂で 坂の途中に(今でも)ある魚籃寺がその由来との事。現在は片側1車線半の普通の坂道ですが、1964年東京オリンピックの前までは この魚藍坂を品川駅行きの都電が走ってました。
ハアハア言いながら歩いて魚籃坂を登り切ると交差点があり、曲がらずに直進すると下り坂になります。この坂が伊皿子(いさらこ)坂。緩いカーブと直角に曲がるキツイ角を抜けて 伊皿子坂を下り切ると 第1京浜国道に出てきます。すぐ近くには浅野内匠頭と赤穂浪士が眠る泉岳寺があり、参詣客や外人を含めた観光客で賑わっています。
魚籃坂下から泉岳寺へ抜ける 登って下る対の坂道は 戦前の東京の(いや江戸時代かもしれない)山の手の雰囲気が色濃く残っていて、味わい深いものがあります。やや禁欲的な魚藍坂、明るく開放的な伊皿子坂の対比も楽しい。泉岳寺からの帰りは JR山手線に新しくできた高輪ゲートウエイ駅が便利。今回歩いた 東京メトロの白金高輪駅から高輪ゲートウエイ駅まで 2km半くらい、年寄りの散歩にうってつけです。
やえもんC62 と何の関係もない雑文で 失礼の段 平にお許し願います。
>Red cap様
コメントならびに、貴重な体験記をありがとうございます。
若輩の田舎育ちゆえ、いにしえの東京の街については写真と文でしか触れることはできませんが、魅力的な街であったことは想像に難くありません。
様々な坂と入り組む路、軒を連ねる個人商店、路面電車の残る地方都市へ行くと片鱗を感じることがあります。
「蒸気機関車の角度」・・・私も持っていますよ。
大学生時代に1冊買って・・・引っ越しで行方不明になってしまい、もう一冊買いました。
今でも自宅の本棚に鎮座してます(笑)
>Studio_Rosso様
コメントありがとうございます。
良い本は永遠ですね。