金曜日は昔の職場の忘年会でした。
今年1回目、ノンべの巨匠のお言葉に習い、この年になってもお呼びいただけるだけで感謝の気持ちで参加するのです。
神田 もつ焼 のんき
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バイクは11.8Vでエンジンかかりません。ウィーン、カチカチカチ
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1時間ほど充電して散歩、気温が高いのでそこそこの人出、BBQするには良い感じなのではないでしょうか。
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さて、2月に中断していたC622へ戻ります。
年初はからGWは戦車、秋はミニカー、間隙を縫っての真鍮工作であります。
鉄道模型は一番最近始めた趣味なので、通年でなかなか時間が取れないですね。
順当にテンダーに着手することにします。
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ロストパーツだらけの台車は湯口を削って、ロストの歪みを補正しつつ仮組みを繰り返す修行です。
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仮組み中にネジが6本ほど足りない
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モノタロウで注文できました。メーカーにお願いしても分けてくれたと思うけど。。。
M1.4×2 頭2mm ちゃんと買えました。さすがです。ありがたや良い時代です。
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軸箱可動、揺れ枕も可動、とんでもない再現度ですねん。ほぼ見えないけど…
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テンダー側の受けもロストパーツです。歪みは無いようなのでバリを丁寧に削って合わせます。
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前後の妻板も半田付、ディテールを付けてから半田付けするか、半田付け後にディテールを追加するか悩ましいですが、まずは全体の形を出す方向でやります。
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バカでかいテンダーもC62の特徴で、ほぼ外形ができました。
が、ちょい機関車が前傾なのです。
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トースカンで見るとこんくらいは後ろ上がり
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いろいろ分解して台枠と車輪だけにしたら問題なかったので、イコライザー部分をエッチングのバリを丁寧に処理して組み直しです。
これが有効に働かないと線路への車輪の追随が悪くなり、脱線しやすくなるようです。
イコライジングも走る模型の要です。
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大丈夫そうです
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さてキャブの固定に移ろうかと、、、あ、油断してイモンさんで3割引以下の「C62 44」の委託品が出ていたのでお迎えしてしまいました。
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やっぱ北海道のC62は重連でないと、と言うわけではなく、キャブの具合がもっと良い部品が入ってないかと…
なんならC622は温存して、現在の組みかけはC6244で組んで、C622の練習とするか?みたいな妄想、いや、C622がC57の練習のつもりだったのですが、ちょっと惜しくなった。
しかし、キャブも特定番機で作り分けされていて(後ろひさし形状とドアのあたりカーブが違う…)、44号機のキャブを2号機へ流用するわけには行かないようです。
う、44号機はどうしよう、重連にする根性と寿命は残っているか?蒸気に興味無い世代の方が多数派になりつつ昨今、処分できるのか?
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諦めてそっと箱を閉じてC622のまま行きます。
キャブをガチッと固定できるように工作を進めますが、床板の位置が悪い、これでは内開きのドアが開かなくなってしまいます。
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ディテールをクリアするように良い塩梅かとおもったけど、固定具が高すぎたようで、一旦ばらしてやり直し
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切り欠きからはみ出ちゃいますが、気になるなら削って対処でしょう。仮着けなのにハンダ盛りすぎてバラすの大変だったので今回は少量の半田で固定。
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大丈夫そうです。
この辺は現物合わせの仮着けー>本着けの順番を遵守しないと駄目ですな。
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ボイラーケーシング(みんなが見ているのはボイラーの外カバーで実際は中に本当のボイラーがある)が火床にかぶさっている部分の隠れ具合が深すぎる部分の手当をします。
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火床のロスト下接地面をガリゴリ削って、火床の全高を下げました。上回りは調整不可能というかケーシング削るのは多分駄目だし、他の構成物は複雑に絡んでいるので調整無理です。
どこに帳尻合わせの調整する部分を持ってくるかも頭をひねるポイントです。パズルです。
ボルト2列分全部キレイにはみ出すのが良いと思いましたが、梅小路のC622はこのくらいだったのでこのくらいで妥協しときました。
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半田付けゴリゴリしてそうですけど、ほとんどは資料見てるか、すり合わせの作業
やっと天窓とドアを半田付けしました。
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屋根のエッチングバリをゴリゴリ削って、所定の位置へ押し込みますが、少しイメージより背が高い。
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屋根前方に固定用の穴と受け金具があるので、これ以上は下がらない。こうやって除くと天窓のルーバー半田付け丸見えだった。
裏だから油断したっ!
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完全に素組のつもりでしたが、さすがに看過できず切断
もう少し上の位置でピンを打てるように調整します。
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というわけで、まだまだ続きますが、天窓がついてディテール方面へ突入です。次は開閉式のドアの固定、キャブディテール方面、からのボイラー内側から半田付けするディテール類と進むはず
デフとスノープロー着けちゃうと完成した気分になりそうなので最後まで我慢
ちょっと手を入れてしまいましたが、素組、素組….
デモさん忙しいですねぇ!
前も書きましたけど、デモさんの今でもしている事は、自分が子供の頃やりたかった事をしていて凄いなと思う事です(笑)
面白そう!そして辛そう!
羨ましいような、そうでも無いような(^^)
楽しんでらっしゃる様子が伝わってきます。
C62の対極に位置するような頸城鉄道に、子供の頃何回か乗ったことがあります。信越本線 直江津駅から新潟方面1つ目の黒井駅と 15kmほど東の浦川原駅を結ぶ 2feet半ゲージの軽便鉄道で、途中見渡す限りの水田の中をノンビリ走ってました。昭和30年代前半 まだ小学校低学年でしたが、
子供の目で見ても遊園地の鉄道のように小さくて可愛かったです。
何回か乗ったいづれも蒸気ではなく、ガソリンカーが数両の客車と貨車を引っ張ってました。終点浦川原駅でボンネットバスに乗り換え、少し山あいに入った安塚村が祖母の実家で、一夏をそこで過ごしたのは 忘れ得ぬ思い出です。
鉄道の忘れ得ぬ想い出がもうひとつあります。昭和30年代半ばの夏休み 関西に住む親戚を訪ねる家族旅行を敢行しました。行きは東京駅12:30発の特急はと。引っ張るのは青大将色のEF58、客車はブルートレイン色、そしてなんと最後尾には1等展望車が連結されてました。
我が家族6名が乗ったのはもちろん3等車です。途中停車したのは数駅で、印象的だったのは 富士川を越える鉄橋の長かったこと、静岡県東部の茶畑、海水と真水が混じり合う浜名湖の汽水域などなど。京都駅で下車したのが夕方7時過ぎ、日暮れの遅い夏とはいえ京都駅はもう薄暗かったです。奈良と山陰線の綾部に住む親戚を訪ね、奈良では東大寺へ、綾部では天の橋立へ足を延ばしました。滅多に会うことのないイトコ達と遊び、忘れ得ぬ grand touring になりました。
>こいでさん
コメントありがとうございます。
時間が足りないですねぇ、働いている場合じゃないけどそうもイカ無い(笑
>miuraさん
コメントありがとうございます。
毎日ちょっとづつやるのが楽しいですね。
初めてなんで、楽しいです。
そして大変です。今までの知識と経験と工具を総動員でやっとという感じです。
>red cap様
コメントありがとうございます。
頸城鉄道とは素晴らしい思い出ですね。
ナローのローカル線など今は模型の世界だけですが、たいへん人気があるテーマですね。
また、寝台とマイテ、一等車がある時代を知らない身からすると、これまた羨ましい限りです。<あっても乗れませんが(笑