ホビーフォーラムから帰ってきて、気になっていた続きだけやります。

細い窓枠は完成品だと再現されてませんでしたので、ちょい足ししてみるテスト

0.3mmのアルミ線でやってみましたが、ちょっと太いですね。

もう少し細いやつでやり直してみます。

透明パーツの接着の痕が汚い所へ乗っかる。

実車はもう少し細いかもしれないけど見えないと映え無いので、このくらいで良いでしょう。

作業のために外したワイパーが一本飛んでいってしまいました。まぁそんなものですよね。

ホビーフォーラム帰ってくると一番モチベーションが高まっているということで、来年どうするか考えてみます。

最近GTO見ないですねぇって言われました。平林さんの完璧版が飾ってあったのは何年前でしょうか5年くらい経ってますかね。

筋彫りの底が荒れてたので、やり直す予定でドボンしたやつ、下回りは終わっているから実はボディ塗るだけ<だけ、じゃないけども

あとは、SWBをなんとかしたいですね。

エンジンがあったので、ボンネットだけ開けられるSWBとか妄想。

ニューコンのLMもなんとかカタを付けたい。

40年代フェラーリばっかりだったので、60年代へ帰るかな。

と妄想してますが、こちらも続きを作らないと後がつかえて来ました。何してたか本当に思い出せない。

しばらく鉄道に戻ります。週末は暖かそうだからDD51塗るのもアリかな。

1件のコメント

  1. 備忘録4
    Newcon 1/43 wire wheel Kit を今でも褒めて下さる方がいらっしゃるようで とても嬉しいです。忘れないうちに設計経緯を纏めておきます。
    確か1985年頃だったと記憶しますが、故 小嶋さんから「スポーク部エッチングで最高の1/43
    ワイヤーホィールを作ってくれ」との依頼。 若かったんでしょうね あまり深く考えることなく ササっと図面を引いて、旋盤屋とエッチング屋に発注したところ、期待以上のものが出来上がってきて 我ながらビックリ。真鍮プレス メッキ掛け の肉厚なスピンナーが気持ちオーバーサイズなこと以外文句なしでした。
    分厚いクロームメッキでなく 薄いニッケルメッキを指定したのは 単なる思いつきでしたが、腕の良い旋盤屋の繊細なタッチを少しも損なうことなく大成功でした。黄茶色っぽいニッケルメッキはクロームメッキ特有のギラギラ感が少しもなく 自己主張せず、見る者の目をホィールにではなく ボディラインやその他へ そしてモデルカー全体へ向かわせる不思議な効果があるようです。
    スピンナー/ハブ/ブレーキディスクの3部品を同時に固定するハブシャフトは オスネジが切ってあり、裏側からナットで締めて3部品を固定する凝った方式を採用。グラついたり不正確なアライメントになってしまう心配なきにしもあらずでしたが、全くの杞憂でした。
    凝った構成のせいで Dunlopタイヤ付 F用R用 各1800円と高価でしたが、その後20年近くのロングセラーになりました。ちなみにちょっとオモチャっぽい Dunlopタイヤ 私はノータッチです。

    red cap
  2. >こいでさん
    コメントありがとうございます。
    特にSWBは永遠のテーマでございます。
    必ずやケリをつけたいと思います。

    デモドリ
  3. >red cap様
    コメントありがとうございます。
    間違えなく43のワイヤーホイールでは一番リアルかつ雰囲気が良く、最高の出来だと思います。
    私が個人的に250GTOや250SWBへ使いたいと思うホイールはNewconホールと岸田ホイールだけです。
    手元のNewconホイールがなくなる時(残り2個です)は43も引退かなと思ってます。
    本当に良いワイヤーホイールを設計していただき感謝しております。

    デモドリ
  4. >red cap様
    書き漏らしましたが、
    ニッケルメッキについても素晴らしい選択と思います。
    青白いクロームメッキは目に痛く、正直好きでは無いです。

    デモドリ
  5. 備忘録5
    真鍮D51の写真のすぐ上に rotarex 1/43 Ferrari 250LM の写真があります。エンジンレス パーツ点数最小限のレジンモデルで、写真に写っているのは 2台共 標準型ボディですが、他に1965年ルマン優勝車no21(こちらはロングノーズ)も同時発売されました。rotarex はkojimaのメーカー完成車のみのブランドですが、極く少量キットも販売されたようです。
    標準型ショートノーズ/ロングノーズどちらも私の30年前の原型ですが、デモドリさんの写真アングルが絶妙なせいでしょうか、今見てもカッコ良くて ニュアンスに富んで、ちょっとビックリしました。ほとんどデフォルメらしいこと無しに 極力そのまま1/43化したつもりですが、唯一意識的にデフォルメしたのがリアオーバーハングで、敢えて1ミリほど長くしました。今思うと不自然ではなく かといって特に良くなったとも思えず 微妙なところです。
    250LMで唯一失敗したのが 燃料キャップパーツです。出来損ないの煎餅のようで、メッキも最悪でした。タヌキじゃないけど 穴があったら入りたい。

    red cap
  6. 備忘録6
    1/43 250LMといえば 真っ先にBAMを思い出します。Boutique Auto Moto を略した 花の都はパリにあったミニカー屋さんで、繁華街シャトレに本店が 少し郊外のルバロア ペレに支店がありました。社長はテセドアと言って 世界中のスポーツカーレースを追い回しているカメラマンで、毎年発行されるルマン年鑑写真集の発行者でもあります。

    そのBAMがAMRに依頼して自社ブランドで発売したのが Ferrari 250LM no21 1965年LM優勝車です。世にも珍しい円柱形のパッケージに収まっていて、硬式テニスボールが縦に3〜4個入った茶筒状のケースのようでした。

    AMRは1/43kit創世記からのトップブランドで、元々ダイキャストモデルの木型原型を担当していたAndre Marie Ruf 氏が 当時英国で盛んになってきた1/43wメタルモデルキットを自社ブランドで立ち上げた 業界では知らぬ人のない有名人です。 ルフ氏の作風は いかにもその車の特徴を上手に捉えたデフォルメが上手で、これ1/42じゃないのと思わせるほど各部の表情がやや大振りで、他社ではマネの出来ない綺麗なWメタルの鋳肌にも感心させられました。

    一度パリ郊外のRuf氏の工房を訪問したことがあります。車種は思い出せませんが 原型をワックスで作ってました。以下は日本に帰ってから調べたワックス→金属置換法です。①原型をワックス(ロウソクの蝋)で作る ②原型の上下左右裏表全体に水に溶かした石膏を流してメス型を作る ③メス型の石膏が固まったら、石膏全体を加熱しワックスを溶かして湯口から石膏外に排出させる
    ④遠心鋳造機(といっても簡単なものは数万円程度)にセットし 鋳造機を回転させ 中央の注ぎ口から250〜300°c前後で溶かしたWメタル(錫と鉛その他の合金)を流し込み 遠心力で隅々まで行き渡らせる ⑤Wメタルが固まったら 石膏を壊して 中からWメタルに置き換わった原型を取り出す
    ⑥湯口 バリを削り取り 表面研磨して めでたくワックスがWメタルに置き換わりました。
    元々指輪やブローチなど少量生産品の製造法だそうで、東急ハンズなどに行くと ワックスその他の材料 工具 装置が並んでます。
    このWメタル製原型ボディ(シャーシその他のパーツ含め)をWメタル鋳造屋に持ち込むと、100台200台分の製品が出来上がって来ます。Ruf 氏曰く「下請けのWメタル鋳造工房はベールに包まれていて、決して鋳造現場は見せてくれない」 そうです。

    さてお題のBAM 250LMですが、AMR極く初期の作品なので 今見ると特に目を引くところありません。窓枠はモールドがないし、サラっと基本プロポーションを抑えた感じで、なんかやっつけ仕事のようにも見えます。「じゃあ 俺が良いのを作ってやる」が rotarex 250LM の原動力になったような気もします。最初はBAM/AMRを色々いじって行き詰まり 結局は完全オリジナルに行き着きました。若いって素敵ですね。
    余談 google mapでBAMをパリ シャトレ地区で検索してみたところ ミニカーショップは既になく、旧ショップ近くに karaoke shop BAM を2軒発見しました。 一体なんじゃこのBAMは!

    red cap
  7. 備忘録6 追記
    Google map で パリのミニカー屋 Boutique Auto Motoを再検索して見たら ちゃんと営業してました。失礼しました。

    red cap
  8. >red cap様
    コメントありがとうございます。
    なんと!コジマの250LMの原型を作られたのですね。
    私も80年代にコジマさんで、大量のペケボディが箱に入って売られているのを見ました。
    入手したキットのパーツ全てがプロバンスとは比べ物にならないほど良くて、宝物のように作ったことを思い出します。
    Boutique Auto MotoはSparkのお店ですかね、今は作らないでも廉価な完成品が手に入るようになって、作る人が減ってしまい、キットもあまり出ないので寂しい限りです。

    デモドリ

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