いやーサムいですなー

我が家もついにX’masツリーを出しました。日本ては12/26日朝から門松を飾りますよね。クリスマス一色から門松への早変わり12/25日深夜の作業を見てるとなんとも節操の無い変り様に日本人の本質を見る気がします。

軽い毒はこのくらいにして(笑

粘土細工改めレジン細工

ペーパーフォルダーを使って裏を平にして作業時の目安になるようにします。

定盤も無いのでまああくまでも目安。

なにはともあれ、消しゴムとフリスクをトースカン代わりに鉛筆で線を入れてみます。

車高というのはクルマの姿、姿勢に非常に重要なファクターなので、慎重に調整します。しかしこの不要部分を削るのも一苦労、粘土のうちに削っておいた方がよかったかなぁ。

資料はネットで拾ったラルフローレン閣下のレストア時に撮られたと思われる画像。実はこの写真相当に良い写真です。多分ラルフローレンのコマーシャルフォトを担当しているスタジオにお願いしたのだと思われます。違ったとしてもそれくらい一流のカメラマンが撮影したと思います。つーか自分の会社の製品より11億円のクルマの方が良いカメラマン使いますよね。どっちにしてもすばらしい。

ついでにABCブリアンツァの1/18も…このキットで一番気になったのが車高。腰が高すぎんすよ。

タイヤとホイールが収まらないとクルマとしての印象は判断できませんのでガリガリっとフェンダー内を削り取って、ホイールとタイヤをはめてみます。コクピットの穴も開けてクルマらしくなってきた!つーわけで会社へ行くので中断して下へ続く

会社から帰ってきて、ツリーの電飾を直して、朝の続き工作開始。ペーパーフォルダーに240番のペーパーを噛ませてガスガスと削ります。

フェンダーのラインなど整えつつ、リアのボリュームも少しづつ修正、だいぶMMスパイダーらしくなってきた。

まだまだ追い込む必要があるけど、このくらいのスタイルになると少し安心するのであった。

ライトが無くてもMMに見える、私には見えるからいいのだ。私はこう表現するのだ!と、このような工作をしていると仏師というか彫刻家というかその手の精神論的話になりがちですが、作っている方としては似てようが似てまいが、「オレにはこう見えた」というのが一番重要な判断材料ですなぁ。ここが、あそこが似てないとか散々他人の原型を貶しておきながら結局自分でやると「オレにはこう見えた」かよ。。。的な。まあ「こう見えた」けど見えたようには作れないつーのもありますけどね。それはまた別の次元の話でやんす。

もちろんつづく

1件のコメント

  1. 粘土で型とってレジンで複製。
    これ、やってみたいんですよね。作ってみたいものはフォーミュラだったら昔のF1弱小チームの車たち。フォルティ、パシフィック(ここは改造の方が早いかな?)、それこそ高校時代にプラ板を骨にしてそこに紙粘土とパテを盛ってミナルディM195Bを作ったんですが、パテと粘土の収縮率が全然違っててパテに引っ張られる形で歪んでしまって・・・

    フルスクラッチって難しいなぁと、それ以来遠ざかっています。

  2. >Yoshitakaさん
    メリークリスマスってもう終わってしまいましたね。
    粘土は工作精度を保つのが大変なので、車のような無機質な物の原型には向かないですね。と今、改めて思っているところです。
    古いF1はバルサのブロックなんかから削り出す方が精度は保ちやすいのではないでしょうか。
    紙粘土は基本的に盛大に引けるので普通の油粘土がいいと思います。これも今回勉強になりました。
    あとはレジンの複製も結構収縮するので、その逆算も必要です。
    やったこと無いことにチャレンジするのは楽しいですよ。ぜひ!

    デモドリ

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