建国記念日は仕事だったし、昨日は早朝から仕事していたので、お昼ご飯の後に帰ってきました。

完成間近で今更感アリアリですが、各パーツの名称と役割が分からないのが気持ち悪いで資料本を購入してみました。

「国鉄蒸気機関車史」は仕事帰りに寄った八重洲ブックセンターで中をパラパラと見て良さそうだったので購入。

「蒸気機関車の技術史」はアマゾンで買いました。

「国鉄蒸気機関車史」はネコパブリッシングなので内容としては模型製作に役に立ちそうな写真や図が多いです。

執筆されている方が技術者なのでだいぶ上から目線で「後からだったらナントでも言えるよね」的なダメ出し文体なのが少し気にかかります。<こういう口を開けばダメ出し親父(含む自分)はそろそろ絶滅する時代ですな。

内容的にはよくもまぁこんだけウンチクダラダラと出てくるものだと関心してしまう内容です。

もちろんあらゆる国鉄機関車形式を網羅しており最高だとおもいます。

「蒸気機関車の技術史」の方は写真は最低限で、文章の補足に必要な図だけです。もちろん世界の蒸気機関車の技術について網羅しています。特にイギリス、アメリカは蒸気機関車の速度が平均140km/h以上、最高時速では200km/hを超える技術を誇っていたようで、爆走する保存蒸気を見に行きたくなりました。

日本の蒸気機関車は狭軌な上に産業革命に乗り遅れの後進国、戦争等でガラパゴス化(おや?どこかで見たような状況ですな)して世界的には工業力の無い国が駄作をこねくり回し続けたという論調なのは上の「国鉄蒸気機関車史」と同様です。

前半が世界の蒸気機関車、後半1/3くらいが日本の蒸気機関車に分かれています。読んでいて面白いです。

パーツの名称や役割については「国鉄蒸気機関車史」の方が役に立つ気がします。

あとヤフオクで中古の本

鉄道模型趣味誌の別冊ですかね。

完全に模型資料を前提にしたクリアーな写真と図面集です。

国鉄蒸気は全ての形式の図面が載っています。ただし次型は基本一種だけなので、C55の3次型の図面が欲しいと言っても載ってません。

図面はすべて1/80です。日本型HOゲージはすでに完成形だったのですね。

オマケというか古本なので鉄道ファン誌から切り離した機関車の図面が挟まってました。

鉄道ファンの発行年も1965年とか、まさに日本全国が去りゆくSLを惜しんだ、SLブーム時代。

発行年(昭和38年)に注目

まだ蒸気機関車が走っていた時代です。

しかし、序文に消え去りつつある蒸気機関車と書かれており、蒸気機関車全廃を控えた時期に作られた本です。

模型の歴史的遺産だと思います。

さて、テンダー上モノを組みます。

軽く貼り合わせのハンダ付けから。なんせ手がもう一組み欲しいくらいなので、スマホを持つ手はありません。

途中写真はほとんど無いです。

仮合わせしていると、どうもキャブが傾いて見えます。

計ります。やっぱ傾いてます。

こちらのネジも傾いているようです。

直すなら今の内なので少しだけ直しておきました。

もう前妻もドローバーもおわってます。

後も終わりました。連結器のホルダーは塗装後にカトーのナックルカプラーを入れるので基部だけ作ってあります。

ウェイトを兼ねた石炭を積んで完了。

サイドビューが良い

早速試運転なのです。

ナンバープレートとか掴み棒、ATS等をつければ塗装に入れます。今週末は天気悪そうだけど色塗りたいなぁ。

1件のコメント

  1. 図面いいですねぇ!
    多分当時これを参考に自作した人いたんでしょうねぇ!

    こいで
  2. >こいでさん
    コメントありがとうございます。
    図面見るとワクワクしますね(笑
    動輪径が同じ機関車が多いので、他の部分は板と線材があれば、なんとかできるのかもしれませんねー

    demobird

コメントは受け付けていません。