いきなり本題で、、、
クレオスの缶クリアー吹きました。この後缶が空になってしまいました。補充せねば。
デジカメに限らず露出計内蔵のカメラでは、白い物でも黒いものでも18%のグレー(人肌)に写るように露出計が調整されていて、白は暗く写ります。
なので露出補正で+1すると綺麗な白になるはず。
今回はこれで終了。缶スプレー補充して、しばらくはクリアー吹きがつづきます。
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おまけのライカ分解。
ebayで落札したレンズがそろそろ届くので、最近のドナドナで残り1台となったライカを久しぶりに空シャッターしておりましたところ、巻き上げが「ガキッ」と噛みましてレバーが動かなくなりました。
この症状が出るのは3度目くらいです。どこか不具合があるのでしょうねぇ。かまわずに強引にゴリゴリと巻き上げて行くと動いたんですけど、強引すぎたか、さらに悪化してシャッターがチャージされず(巻き上げが完了してシャッターが押せる状態にならない状態)、巻き上げた瞬間にシャッターが切れてしまう症状が出ました。
オクでゲットした品なので何万も出して修理してもらうという考えは端から無く自分で分解してみるのです。
さすがに初めての症状で、やっかいというか、明けてみるまで何処がおかしいのか、直せるのかすら不明。
こういうとき、まともに動いている個体がもう一個あると分解して比較するのに便利ですけど、5Dmark3の代金のためにドナドナしてしまいましたので、今回は完全に勘だけが頼りです。
いままでの最大深度まで分解です。今回の未開領域は距離計コロ外しとフィルム遮光板の外しです。
フィルム遮光板を外すとシャッター関連のギアが丸見えになります。手前のコードはフラッシュのための電気接点で決して電気回路ではありません。
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噛んじゃって巻き上げレバーが動かないってことは本来の位置では無い部品がどこかに有るはず。と、つつき回して、原因を発見。
画面中央下の赤いバネの尻尾が左手前にブラリと出てしまって、テンションがかかっていない状態です。
このバネの役割は、右のシャッタードラムが右回転でチャージされ終わった瞬間に、青のカムを奥へ向かって差し込むことです、このカムがシャッタードラムの紫の部分へ引っかかり、シャッターがチャージされた状態を保持するようです。
逆にシャッターを切ると、この青のカムが手前へ動き、解放されたシャッタードラムは左へ向かってピ紫矢印の方向へ回転するのです。大事なバネがフリーなのでこの青カムもブラブラ。そのためシャッターがチャージされなかったと。分かるまでは大変ですが、分かってみればなんと単純なことか。
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これを後の方へ回していき、赤い囲みの金具へ引っかけます。バネは青の2点によりテンションのかかった状態となりました。たったこれだけの事ですが、カメラは全く使えなくなるのですねーおもしろいです。
バネを掴むのもDUMONT、ある程度の力が必要ですが、しっかり保持して望む場所へ引っかけることができました。
シャッター巻き上げ時に引っかかるのもこのバネが中途半端な位置にあったのが原因と思われ、これで根治してくれることを祈ります。
自分での分解修理は、完品の巻き上げ感触が云々とか、正規マイスターのレギュレーションにこだわる人にはお勧めできません。
しかし自分の道具はある程度構造を知っておき、自分でメンテナンスできるのも趣味オヤジらしいかと思いました。
自分の道具へのこだわり・・・
趣味に重要な部分だと感じます♪
写真の勉強も始めたいと思い始めてます(^-^)v
>kunihikoさん
この後、オーバーホールしてやろうとさらに分解して、動かなくなりました。
さっきやっと直ったです。
写真趣味と写真機趣味はイイですよー