43minicarsとかタイトルが付いとるわりにブルートレインの記事が何時までも先頭にあるのも如何なものかと思いつつ、次作はコブラ289なんです。
その前にチョット寄り道します。
コブラとその元祖166MMツーリングバルケッタの資料をあさりつつ、なんとなくSuperCG見てたら酒井さんのジャガーD-Typeが気になって、昔のプロバンスの完成品を出してきました。前のホームページでは完成画像を公開してたのですが、分解状態で手前の袋に部品がザラザラと入っています。
E-Typeを作っている時にフィッティングパーツの付き具合が気に入らなくて、若干分解して放置してましたので、コイツを片付けてしまおうと思います。
ヨタ話で、以下自己紹介乙系の文章。
このD-Typeを完成させたあたりから私はモデル作りから離れました。その時期を前後して、早川氏の作品がモデルカーレーサーズに露出するようになって、巷の手作り完成品への要求レベルは次の次元へ上がりました。<と言うか、上がったらしいです。
この作品は言うならば、早川前世紀の完成品です。言い方が悪いかもしれないけど、そのくらい影響力があったんですよね。とは言いつつも早川フィーバー当時は私は完璧に43から離れていましたので何が有ったかは全然知らないのです。
まあ衝撃度から言えば、私は早川さんの作品は生で見たことが無いので、カミムラさんの作品を推したいですね。<というかその衝撃もリアルタイムでは無く、だいぶ後になってから受けたのですが。。。
さて話題戻って、リペアの方針として、塗りなおしたりするのはキツイし、自分の過去を改ざんするような気もするので、早川後世紀の完成度へ持っていくつもりは無いです。ただ、最近になって入手できるようにになったパーツを使います。
流用パーツとしてニュウコン330P4 のスピンナーを流用していたのですが、センターの挽き物が一個紛失していました。バラ売りされるようになって、やっと補完できます。また、ライトパーツもゼツモさんから綺麗な挽き物が出ていますので、そちらを使いたいと思います。
まさか、こんなパーツが入手できるとは、買うべき43キットは全然出ないですけ、作るにはイイ時代なのかも。
本当はこんなの「そのz-1」とかじゃなくて完成後に一気に公開スべきかと思うけど、なんか手が動かんので、今回はここでおしまい。アマチュアだから乗らないときは何もしないー
プラモデルに馴染みが深すぎて、1/43というスケールそのものへの馴染みの無さと
値段の割に樹脂の塊がチョロッと入ってるだけのキットという内容に、
二の足踏んだ人も多かったように思います。個人的にはモデルグラフィックス誌が
F-1ブームに乗じてこのスケールの紹介をした辺りからユーザーが増えたような気がするんですよね。
早川氏が所謂トップビルダーとして認知されたのも、1990年頃からな気がしますな。
このスケールは正直敷居が高いと思ってる人が多い様に思います。敷居を高くしてしまったのは、
他ならぬモデルカーレーサーズ等のエキスパートビルダーの作品群そのもので
取り敢えずある程度のところまでは完成してしまうプラモデルと異なり、
エキスパートビルダーの完成させたモノに近付けたいところから始めちゃう人が、
んな事考えずさっくり作れば完成するのに、さっくり作った物を「脳内で思った通りに出来上がらなかった失敗作」というようなレッテルを自ら貼ってしまい、
結果として周囲にも1/43は難しいという敷居を与えてしまったんじゃないかと。
1/43のユーザーの裾野を開拓したのもモデルカーレーサーズならば、
結果として市場の衰退を招いたのもこの雑誌っていう気がしてます。
>@河童さん
ワンマンファクトリーの紹介くらいまでなら、いきなり43ぶった切っちゃったくらいで済んだのでいたものを、早川氏の完成度をいきなり求めるのは酷ってもんす。
もちろんモデルカーレーサーズは、そんなことは求めてはいなかったのですが、受け取る側がちょっと遠くを見すぎてしまったのかもしれませんねー
私自身、スルー力(りょく)をもっと磨かないと完成品は増えないし、今から43始める人にそれ(超絶は超絶、普通の普通の別)を理解してもらうのは至難のワザでしょうなー
まあ、普通の道具で普通にコツコツ作ってどこまであそこに迫れるか、目標が高くなって私自身は良かったと思ってます。
新しいキットがほとんど出ないのと実際の因果関係は分からないですが、ボシカやメイクのキットみたいなのがバンバン出られても財布が持ちませんからねー