さて、年末ですね。私も年末休暇に入りました。
特に出かける予定もなく、昼寝と模型を楽しんでいこうかと思います。<まぁどっちも年末休暇関係なくしてますけど(笑
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カミさんが手差しトレイの調子が良くなくて年賀状印刷がしづらいとの苦情。
12年くらい使ったプリンターを買い替えることにしまして、機種の検討です。
インクジェットだとキヤノンかエプソンみたいな感じですけど、プリンター暦は、アップルー>エプソンー>キヤノンです。
10年以上も問題なく動作し、印刷クオリティの劣化もなかったので、今回もキヤノンで検討します、手持ちのプリンターの順当な後継機種TS8630か?
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フィルムスキャン出来た旧機種のようなモデルは今は無いようです。
実際に10年でフィルム何本使ったか?15本くらいですか?会社のそばのDPE屋ではフィルム現像時にCD-ROMに焼いてくれるからスキャナは要らない。
しかしアレですね。
後継機種が手持ちの機種を越えられなかった時ほど、良いものを買った実感が得られることは無いですね。
「もう2度とこういう物は発売されません」みたいな。
手差しトレイのローラーゴムが劣化しただけで、印刷クオリティはいささかの劣化、不満もなく、10年以上使えるとは恐れ入りやの鬼子母神。インク高いですけど。。。
左の新機種は印刷コストが半分になってます。6色セットが今までは5000円オーバー、新機種は3000円切ります。
「インクが直ぐ無くなって、しかも高い」という苦情も受けておりまして、最新機種が良さそうですけど、5色なんですよね。写真印刷には向きません。
印刷コストが低い新機種か、6色で印刷が綺麗だけどインクが高い後継機種か?値段は37000近辺で、なかなか悩ましい。
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さて、本題のC62はシリンダーの工作というか組み立て。
ボイラー以外ではこのシリンダーがC62一番の見せ場と心得るのが蒸気模型のオキテ。
インストも1ページ分あります。
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前後の妻板以外は全部ロストワックスパーツという贅沢な構成、シリンダー後蓋の穴が貫通してないので1.2mmで開けといてと指示があります。
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ロストは硬いので凶悪マシーンでサクッと開けときます。
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スライドバーは洋白のロストワックス
磨けばこの通り、真鍮ロストワックスのメッキ仕上げより綺麗にできます。
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ひたすら歪みを取りつつ、湯口をモーターツールで削り、真鍮ブラシで磨くのを繰り返して行きますが、1日では終わらない(高いキットなんでそれはそれで逆に嬉しい)
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シリンダー最下端の排水弁を刺す部分も両端は貫通してないので穴を開けます。これも手では無理。
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年末なので作業終わってから、日頃の感謝を込めて掃除してあげました。
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良い感じの空気弁等はロストのカバーに刺す部品割り、しかし穴が小さくて入らず。簡単そうなのに一番最後になってしまいました。
この辺のパーツ割りはクロスヘッドIA時代よりも洗練されて作りやすくなっています。
エッチングプレスのカバーにヒンジとかロックの細いロストパーツを半田付けとか流石に無理でしょう。
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シリンダーカバーの上端は内側を一段下げて掘り込んでやりました。
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台車と同様に擦り合わせ仮組に10時間以上かかって、やっと半田付けです。
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イモンさんが再販してくれたマッハの耐熱フィンガー、これが無いと作業効率が著しく低下する(または作業できない)ので再販は非常にありがたいことです。
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カバーに細かい部品を半田付けしていきます。
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そして前後の妻板とサイドのカバーの4面を点付けで仮半田します。
全体の歪みや他の部品との収まりが確認できたら本半田付けする想定です。
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当然のように辛坊堪らず台枠に載せます。良い
バイパス弁など見えなくなるのにパーツがあるのが素晴らしい。
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正面がちに見ると、このサイドカバーのクビレが再現されていて嬉しいです。
C62最大の特徴だと思うクビレは16.5mmのゲージだと物理的に再現ができない。
おそらく1/80の13mmが存在するのも、このシリンダーのクビレが端緒なんじゃないかと思われるほど。
模型なので本物より本物らしい時に初めてカッコイイとなります。
シリンダー下に隙間があるのは、カバー上端で調整したからです。隙間は前後のシリンダーカバーで見えなくなります。
半田づけする時に、どこを基準点にするかはよくよく検討が必要で、適当に端からきっちり半田付けして行くと辻褄合わなくて最後に爆死します。
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他の細かい部品をつけたいところですが、達成感が半端ないというか集中力が切れると危ないのでこの辺で一旦中断。
いやー良いキット。完全な素組みで最強にかっちょいいC62が手に入りそうです。