目覚ましの時間は夏至のころと同じ5:30にセットしたままだが、すでにこの時間では晴れなのか布団の中から外を見ただけでは分からない。
開き切らない目をこすりつつ起き上がって、東の方を見るとどうやら晴れの様子、今日も撮影ポイントへ自転車をこぐことにした。
昨日も書いた通りこの撮影ポイントでは、線路脇の民家の影が伸びてきており、あと1週間以内に撮影限界を迎え賞味期限は切れる。また来年5月以降まで別のポイントで撮影ということになる。撮り鉄をしていると季節、太陽の傾きにことのほか敏感になるものである。
本日も昨日と同じ散歩中のオジサンと挨拶をかわしつつ、三脚を設置。後からご同業者も来るが、なにせポイントの収容人数は1人、どんなにいいレンズを持っていても、必要な時間に必要な場所へ来ることが出来なければ撮影は出来ない。この厳しさ、撮った者勝ちの分り易さが写真趣味の良い所だろう。カメラ趣味は金が有った者勝ちだからツマラナイ。
あけぼの 蕨ー西川口 跨線橋
今日は昨日より東の空の雲が薄く明かりも十分なので、さらに画質を上げるために、短い焦点距離150mm相当で撮影してみた。
列車右に見える黄色いホッチキスの隙間に機関車の顔が収まる所が2箇所くらいしかないのが残念。
DPPでシャープネスを上げるという卑怯なワザ?でなんとか耐える絵を抑えることができたと思う。
新規導入の1Dmk3については、使いやすいかと言われればサイズと重さもあるし、なんとも言えないが、置きピン用のライブビュー10倍で画面隅まで拡大できるのが5Dmk2と共通なので、過不足なく使える。連写も可能と、コレ一台にまとめることは可能そうだ。
画質に関しては、ブログに載せる、A4で印刷する、2560×1440のディスプレイで壁紙する、この範囲では7Dと1Dmk3にまったく差異が認められないと思う。5Dmk2の画質は別格なので、この味は知らなかったほうが幸せだったかもしれないと、若干後悔するのが正直なところである。