今年も残すところ2週間、営業日は6日くらいかな?てな具合で追い込みに入っております。
昨日はプチ同窓会で新橋へ行きまして、そのついでに秋葉のボークスへ寄りました。
(実際は7階のイエサブに寄ろうとして、一階下の6階のボークスで十分だったと初めて気付いた次第。次回からイエサブにはいかんかも。。。ベヨ姉のフィギュア探してみたけど見つからなかった。というか可動フギュアのコーナーはちょっと雰囲気が違いすぎて奥まで歩いて行くことができなかったです。)
目的はコレ、ナッツロッカー、飲み会の待ち合わせで小学校時代の友達にこれはナニカ?と聞かれて正直、答えに困った。こんなに困ったのはLinuxディストリビューションで働いていたときに親に会社の事業内容を説明した時以来かもしれない。
グスタフが付いてます。メルジーネは正直知らないのです。
メッサー3万機で名高いBf109など、型番がGのグスタフまでくれば完成形ですな。
仮組みというか砲塔だけササッと接着してみたけど、デカイやね。
ランナーにも何処かで見たようなパンサーとかパンテルとかパンターとか色々なパーツが見受けられます。
あとついでにコイツ(89式の連結キャタピラ)も買っておきました。
定価2600円くらいだっけか?なんか割引がスゴイすね。ナッツもアマゾンと同額6000円ちょいでした。
下の3箱は毎月コツコツと買いためた結果。
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さて本題のジュリアTI
ササッと仮組み。往年プロバンスの名原型師コルヌー氏の真骨頂で素晴らしいプロポーション。
青箱からのリリースなのでキャストも綺麗です。
しかーし、サイドウィンドウのフレームなど、歪んでますな。
タイヤは硬化していたのでデザインナイフでサクサクと削ってホイールと合わせました。
コジマのダンロップフロントでは径がでかすぎるので、キットのタイヤを活かそうと思います。旋盤さえあればと思わなくもない瞬間。
プロバンスの原型は素晴らしいので、キットのバキューが合わないとか、線が曲がっているのはレジンキット特有の収縮や歪みのせいだと思います。
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このキットの場合、明らかにサイドのキャラクターラインが反ってます。
プロバンスの原型を信じて、レジンを疑えというのがプロバンスレッスン1。
蛇足ながらプロバンスのキットはカタチが似てるなと思えるキットだけ作るのが上達の近道です。似てないキットはスルーしましょうどうせ直しても、つじつまが合わないから。。。
で歪みを取るために煮ます。正確には沸騰後のお湯に浸けます。ゴトゴト煮ちゃってそのままゴミになっても責任取れません。
煮てなんとか出来る範囲だけ直して、後はスルーします。<ここ大事
決してキャラクターラインを削りとってまっすぐ貼り直すとか不毛な地帯へ足を踏み込まないようにしないと完成しなくなります。
プロバンスレッスン2はプロバンスの繊細なディテールはクリアー研ぎ出しを考慮していないので、塗膜の厚みを考慮して一皮剥ぐのと、塗料が溜まる逆エッジをシャープに掘ること。
ドアノブの付いていたエッジのエグレを綺麗に掘り増しします。逆あーるは、ちょっとクドイくらいに掘るのが吉。キャラクターラインの際の逆エッジはスジ彫り掘るくらいの勢いで逆エッジを掘ります。
サフを吹くまでのこの工程が43モデルの出来を決定付けますので一番時間をかけたい。でも色塗る前に飽きると危ないので、時間をかけすぎるのも危険と、裏腹な感じが面白いのです。
全般的に歪んでいるので完璧は目指せない故に適当に楽しめそうです。バキューも無理やりハメてみたけど、隙間だらけ。。。
ルカとルフ位しか原型気にしたこと無いんですが、プロヴァンスも色々あるんですね。今はCAD設計のお陰でメーカーによってはガレキでも見てくれや組み立ての精度は凄く良い製品が増えた反面、原型師の味みたいなのが出なくなっちゃったですね。そういう味を求める方には、年々寂しさ増すばかりってとこでしょうか。とか言いながら近代的機械原型を好む俺ちゃんであった(笑
ナッツロッカーー!アウターシェル一発抜きかな?1/35でもデカいですな。我が家にも届くのを楽しみにしておりますが、他の製品とまとめて発送なので未だ届かず。前のルナダイバーの時も思ったけど、この1/35のグスタフやPKAなんかも、別売り展開しても良いんじゃないかと思うんですよ。1/20の面白さも色々あるけど、1/35にはミリタリー系の各種アイテムが利用できるという大きな利点があるわけですし。
>@河童さん
プロバンスもハズレると結構悲惨なキットがあります。Alfa155系とか。。。
今はCADや3Dスキャナでハズレ無いキットが多いですよねー
TameoさんとこのCADじゃない初期のフェラーリ箱車とか、いい雰囲気なんですよ。
Tameo箱車シリーズも復活して欲しいけどもうムリかな。。。残念。
ナッツロッカーはでかかったです。ルナダイバーはAFSだけ組んで放ったらかしになってますが、コヤツらも筆塗りで頑張って見たいです。<時間が欲しい!
ナッツロッカーでけー!ww
プロバンスこそ「フロムザボックス」が似合うキットなのですね。こういう解説ありがたいなー。
う~む、プロヴァンスにもアタリハズレがあって結構悲惨なものもアリですか~。
うちにも先日一つ増えてプロヴァンスがようやく2台になったのですが、その辺の知識が全然無いもんで不安になります(-.-;
まあそこまで拘れる腕があるかは別なんですが…(汗
ちなみに先日完成したデルタのライバルだったサインツ駆るあのラリ車です。
わっ、煮てる(笑)
自分もやってみたい作業ですが、これって例えば屋根とかフェンダーとか薄い部分ってぐにゃっと潰れたりしないものなんですか?なんかこういう作業って熱が回って欲しい部分に行かなくて、行って欲しくない場所にばっかり行くような感じがしてて…気のせいですかね?
しかし、このころのモデルってかわいいですよね!今みたいなカチッとしたデジタルな感じが全く無くて。
>色塗る前に飽きると危ないので
これ、まさに今の自分です。
仮組みが大事だし、楽しいんですけど、最近仮組みして燃え尽きるパターンが多すぎます(苦笑)
>ワタナベさん
デッカ過ぎという程でもないですが、24のクルマよりでかいものは置き場所困りますね。
>新米パパさん
プロバンスはダイヤの原石です。
光らせるのも石ころのままにするのも作り手しだい、面白いですよー
サインツといえばST165?185?どちらもいいですねー
>Yoshitakaさん
温めは、素材の厚みによるので経験と勘しか無いですね。
でもプラ見たいに溶けるとか縮むということはなく、柔らかくなるという感じです。
昔はライターの直火で炙っていたのは内緒。
色塗る前に飽きても止めどころを間違えなければ続きは作れますよ。
ぶった切ったり、パテの塊にして止めるとほとんど再開不可能ですね。