4年一緒に働いてきた部下が3月末で辞めるという。彼が入社してきた直後に指導がてら一緒に担当した案件が北見にあり、今春も3連休の前日に作業の要請が来た。
作業自体はたいした内容ではなく、辞める後輩の最後のご奉公のとして、後の3連休は北海道旅行でもしてくれば転職前のリフレッシュになるのでは…
と思うほど、甘くは無いので北海道行きのチケットは自分が奪取した。<ブラックデモドリ参上!
北見じゃなければ全然オッケーだったのだが、冬の北見は絶対に外せない撮影対象がある。スマヌ後輩よ。北見じゃなければ…ラーメンと温泉三昧の北海道旅行は君のモノだった。
北見と言えば石北貨物のDD51プッシュプルのたまねぎ運搬貨物列車、その一番有名な撮影地が通称「146キロポスト」。このキーワードで検索すれば面白いようにヒットする鉄板ポイントである。
で、この貨物列車は8月から4月までの臨時便であり、その上どうやら今年4月でDD51牽引は終わりの可能性が高い。もう今しかない、その気持ちだけ(いや仕事もね)で北見へやってきた。
北見女満別空港への便に空きが無かったので、のっけから釧路ー北見の雪道行を強いられた、前日入りした日は季節外れの大雪で、冬の北海道を運転するのは初めての私に強烈な歓迎である。
翌日は作業日であるが天気予報で晴れなのは今日だけ。撮れるなら撮ってから仕事に向かうつもりで、通過2時間半前の6時には宿を出た。カーナビは所要時間2時間と出ている。雪なので、Googlemapなどの検索とは違う時間が出ている。
雪晴れの市内は除雪に大わらわだ。

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場所はある程度は当たりが付いたが、どこまで車で行けるのか?雪の無い季節でも4WD車でないとポイントまではキビシイとのこと、北側の生田原からアプローチするか、南側の金華からアプローチするか、市内の除雪車大量出動を見ると、とても鉄ちゃんしか行かない道の除雪までは手がまわっていないことが想像できた。

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圧雪プラス氷の路面を地元民と同じ軽快な巡航速度で進み2時間の到着予測の半分でポイント周辺まで来た。
金華駅周辺の道は雪原に戻っていたため、生田原駅からアプローチすることにして、線路横の細い道を南下したが、除雪は撮影ポイント4km手前の釣り堀で終わっていた。初めてのポイントなだけに徒歩でどのくらいかかるのかも不明、千葉から来たという若者が4WDのインプレッサで先着していたがどうも様子がおかしい、聞くと脇へ寄せようとしてスタックしたらしい。
脱出を手伝いつつも、時計をにらんでいたところ、彼曰く1時間では徒歩での到達は不可能とのこと。
今日の146kpは諦めた。諦めたといっても石北貨物自体の撮影は別の場所なら可能であろう。
スタック状況は、古い硬い雪に亀の子になっており、どう考えても人力では脱出不可能な状況なのでJAFを呼ぶように助言し、北見方面へ戻り、留辺蘂ー相内の直線でいただくことにした。
壮絶な雪煙で後がほとんど見えなかったが、雪だらけのDD51を捕らえることができた。

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戻る途中も道路脇へ落ちる車が…

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この後はいったん宿に戻り、スーツを着用後、軽やかに今回の作業をこなした。部下の見積もりは2日から4日、私3時間で終わったんですけど…
まあ、半日で作業が終わってしまったのは章がない、戻りの列車は北見18:40発、夕食前に北見駅でDD51を撮影した。

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明日の天気予報は曇り、今日撮れなかったのは痛恨である。
明日チャンスはあるのか分からないが2時間前に歩き始めないといけないので、逆算して6時に着けるよう4時半に目覚ましをセットして、明日の快晴を祈りつつ就寝した。
これぞ出張(?)の醍醐味ですね。仕事をこなすのはもちろん大事だし、必須でしょうが、それ以外の時間を趣味なりリラックスにうまく使えると楽しめますよね。
自分は最近は出張が全然なくなってしまったのが残念。
>Yoshitakaさん
撮り鉄始めてから出張が少なからず楽しみになりました。
まぁ新幹線だけだとテンションだだ下がりですけど…
路肩に落ちているクルマが戦車に見えてしまうのは病気ですかねぇ?(冬の東ヨーロッパ戦線だなぁ!(笑))
>こいでさん
関東だとなかなかこんな風にはならないですよね。
普通の生活には困らない程度の雪でしたが、山の中はさしずめ、アルデンヌかバラトン湖畔…
一番最後の画像…雰囲気最高です!
部下の方は随分バッファを取られたんですね(笑)
>毒さん
ありがとうございます。
普通列車が出たあと、のっそりと出発して行きました。
バッファ取りすぎですね。困ったもんです。