ホビーショーへ行ったから、戦車作り始めたというのもなんだか違うような、そうでも無いような。
まあ、ホビーショーでジオラマを見て、自分もやってみたくなりました。しかし、戦車一台完成できないようでは、なかなか現実的にジオラマまでは厳しいので、取り急ぎ、作りかけのII号戦車は完成まで持って行きます。
止まっていたポイントはマーキングです。もちろんキットにはデカールが付いていますが、作りたい番号が付いていないので、手書きしました。
椰子の木と鉤十時の第15装甲師団マークは2カ所にあります。手書きマーキングは大きさが狂うケースが多いので、大まかな輪郭だけマスキングテープで作り、その中に収まるように書きます。
車番も同様に手書き。
今回はエナメルは上にかぶせる処理のため避けたかったのと、ラッカー塗料にはフラットベースも、フラットレッドもなかったので、タミヤアクリルを使ってみました。
しかし、このタミヤアクリルはクソ塗りにくい塗料ですなー、伸びは悪い、すぐに乾燥しちゃうし、筆ではとても使えない。
「塗料のせい」であんまり綺麗に書けなかったけど、これにてマーキングは終了。次回から待望の砂漠汚し。
おまけの書籍購入紹介でもしますかね。
趣味範囲が広いと書籍を買いあさるだけでも財布がパンクします。今月はかなり辛かった。
左は洋書で、戦車整備の機材や実作業風景を紹介した本です、戦車はあたかもラリーカーのようで、現地のメカニックが整備して戦場に送り出し、戦った後は、乗組員がメンテナンスします。問題があればまた整備中隊へ戻し修理する。というような流れのなかで非常に重要な役割を担っていた部隊が働く姿を捉えた貴重な写真集です。
右は、この間のホビーショーで見た吉岡氏のジオマラ(ダィオラマ)の制作過程、制作時の考え方を紹介した本です。
すべてカラーページで橋の作り方からフィギュアの顔の塗り方、草の植え方などなど、もの凄いノウハウ集です。
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左はあまり知られていない武装SSの師団を紹介した書籍です。
特に今回の第9戦車師団と第10戦車師団はアーヘンでのイギリス空挺部隊との死闘で勝利した部隊としてしられています。
私が小学校1年のとき初めて見た映画はこのマーケットガーデン作戦の戦闘を描いた「遠すぎた橋」でした。当時は漢字の字幕も半分くらいしかわからず英語も聞き取れず、とにかく、銃声、砲声を聞くだけだったような気がします。
右はII号戦車の各型について紹介した書籍、あんまり参考にならなかったけど、戦場でのイメージが複数あったので、月刊としては、まあまあ。
左はスケーベ。グラビアにつられてこうてしまいました。松本州平センセイが復活していたので、なんだか楽しく読みました。
右は、Ma.Kのダイジェストというか記事を集めただけの本。その実、あさのまさひこ編集長時代にはモデグラをほとんど買ってなかったので、初めて読む記事が多いのがうれしいです。決してアンチあさのではなく、単純にその当時は43どっぷりだったし、モデグラがつまらなかった。<アンチか?
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左はジャンルー・シーフ(Jeanloup Sieff)の写真集です。ライカを使っていたらしいですが、女体の曲線と陰影が素晴らしい。アマゾンであまりに安価だったので衝動買い。
右のライカの本をヤフオクでゲット。2000年当時はライカブームだったので、日本市場で高騰したカメラを指をくわえて見ているだけでした。<持っていたのですが、懐かしくてつい、再購入。やっぱ内容は読むほどのことは書いてないやね。初ライカはこの本をよみながらIIIcに決めたような気がします。
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唯一のクルマ関連はカーグラ、リニューアル後しばらく買っていましたが、最近はご無沙汰でした。
やっぱ特集が自分の興味がないものだと当然のように買わないですね。連載もおもしろいのですけど、さすがにそれだけのためには買えないす。
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最後はヒコーキ資料
左のLOSTはヨーロッパ戦線の終結後に撮られた、破壊されたり捕獲されたドイツ機の写真集です。
メッサーのK4とかTa152の偵察型など、いままで写真を見たこともないような機体が載ってます。
右のTa152本は現在作成中のTa152C-1用に購入、あんまし役に立たなかった。カウル上面の写真は無いものか?
おしまい
おー、マーケットガーデン作戦
見に行ったのは中坊だったかな。荒鷲の要塞とかコンバットなんかを観てきた小僧にはリアリティがちょっと重かった。まぁコンバットは結構シュールでしたけど。
いろいろモチベーション上がってそうですね。やはりホビーショー効果でしょうか。
比例して物欲も亢進しますよね、私は金欠でさっぱり物欲満たせません、つらい時期です・・・
私も厨房時代はAFVでした。当時は資料本も今から比べると安かったですけどねー少ないこずかいやりくりして買い集めるのが楽しみでした。
ジオラマ、製作開始が楽しみです!
>ハルパパさん
荒鷲の要塞とかナバロンの嵐とか、戦争映画がはやっていた時期ですね。
私はガキんちょだったので、記憶が乏しいです。が、シッカリすり込まれました。
>おひつじ@takさん
資料はヤフオクやBookOffなど活用していますが、量が多くて悲鳴が出ますね。
資料ばかりで本体の物欲が萎んでます。ほほほ
どうも、多趣味だといろいろお金かかりますね。
タミヤのアクリルはクレオスの薄め液が使えると、彼の横山センセイが仰っておられたので、もしかしたらリターダーを使えば楽に筆塗りできるかもしれません。自分で検証しようと思ったけど試す戦車がない‥。
>カミムラさん
せっかくホビーショーへ行ったのに、カミムラさんの917を見逃しました。惜しいです。
クレオスの薄め液の件、ありがとうございます。
たしかに横山さんはエナメルにもアクリルにもクレオスの薄め液を使っていますよね。
今度試してみます。