完成ではなくて部品付け直しただけで完成品画像を増やそうというセコイ魂胆です。
リペア作業の開始直後は一瞬あれやこれやと色々な作業を妄想しましたが、素直に何も足さず、欠品だったスピンナーとライトカバーのピンだけ追加して、すべての部品を元の位置に戻して終わらせました。逆にこのままの方が18年前の記憶が色々よみがえり、好ましいとも思えます。
プロバンスのフィティングパーツを剥がして金属と透明パーツに置き換える、ボディーは研ぎ出す。早川前世紀ではここがゴールラインでした。あとは臓物作るくらいしか精密感を出す方法を知らなかったのです。
しかし、早川後世紀の43モデルでは、この位置がスタート地点だと思います。
そういう意味ではモデルカーレーサーズの早川氏の作品は当時自分がゴールだと思っていた先の世界を示してくれたのだと思います。ただ、スタート地点に立ってない人までそこへ向かったのは、編集者も想定外だったのでしょう。そして。。。
さて、モデルについては、当時の記憶によるとプロポーションはまったくそのまま、メタリックブルーはモデラーズのシビック用だったかな?クリアーはソフト99、18年経っても、まったく枯れ無し。ラッカーだろうがデカールなんて溶かさないからウレタンは必要ないかもね。
ホイールはスピンナーをNewconのP4の部品を流用した以外はそのまま。
タイヤはコジマのダンロップリアを薄く削いで使っています。
当時はトノカバーをサランラップで作りましたが、今回は放置。
そういえば透明トノカバーを、みんなバキューのままつや消し吹くのはナゼ?
さて、完成ではないけどやっとE-Typeと並べられました。
フリスク、ウマー。。。な訳ないので、一服してきまーす。
99のクリアーは枯れないですねぇ。我が家には完成品は殆ど残ってないんですが、デカールエラーで人手に渡らなかったタメオのF-1とか初めて作った1/43のタメオF-1とか皆99ですが殆ど枯れてないみたい。今の99はサフの質が変わっちゃって出戻り後えらい目に遇ってからはクリアーも99を使わなくなっちゃいました。別にトラブル起きた訳じゃないけど、模型用として売られてるクリアーでも99並かそれ以上の物も出てますし。
んにしても、この時代でこのデザインセンス。当時としてはぶっ飛んだデザインだったんでしょうか?
速く走るために弾丸になろうとしたって感じか??
私も出戻り後は99は使ってないですねーサフはタミヤのグレー缶スプレー。クリアーはクレオスの缶スプレー。。。
乾燥時間がゆっくり取れるので、10年、20年のスパンなら、模型用塗料の劣化には出会わないですね。
空気抵抗がなさそうな、雰囲気だけでデザインが許された最後の時期で、車体下面もフラットです。直進安定性が高そうなテールフィンとか、右と左のバランスからするとどうなんでしょう?
航空機会社(ブリストル)出のエンジニア(マルコムセイヤー)がデザインしたらしいですけど、勝因はやはり航空機から来たディスクブレーキだったようですね。